イタグレのてんかん発作のこと

実はamicaはてんかん発作を時々起こす子でした。
「でした」と書いているということは・・・過去形です。

最初の1~2年(1歳~2歳)は3~4ヶ月に1回。それでも年に数回。
症状は嘔吐から始まり、視線が定まらなくなり、よろけるところからはじまります。
倒れる、痙攣する、硬直する、泡を吹く、失禁する・・・
症状もふらつきだけで終わるときもあれば、硬直して、息も辛そうな時もあり
時間も長いときは、最初の兆候から30分くらい経過しないと治まらない時
5分であっという間に治まるときと、バラバラでした。

毎回、時計を見ます。
何分に発症して、どんな状態が何分続くか・・・記憶に焼き付けます。
後でカレンダーにメモします。先生にも間隔や症状書きとめておいてと言われているので。
息をしていないとか、鼓動が止まるということは無いです!!
本人が辛そうなのが一番辛いです。

発作が治まって病院に連れていくも
血液検査などは既に正常値内なので、我が家の場合は内臓機能性の発作でないようで
脳の障害説もありつつ、たぶん、幼犬、若い頃に起こる
いわゆる、一過性のテンカンなのだと思います。

発作が月に1回とか頻繁に起こるようなら
発作を予防する薬を使うらしいのですが・・・
脳に作用する薬と聞いて、ちょっと恐くなり
amicaのように3~4ヶ月に1回なら、投薬しなくても・・・という話で。
ズルズルと3歳を過ぎ、間もなく、4歳を迎えます。

3歳過ぎてから、先生が言うように、発作の頻度は激減しました。
この前、最後に発作があったのが3月始めでした。
もう、半年以上、起こってないと言うことです。
凄い進歩です!!大人になったということですかね。

知り合いのイタグレさんで、てんかん発作起こす子も4頭知っています。
イタグレの知り合い自体が少ないので、たぶん確率的には多い方かもしれませんが。
ただ、それぞれ、てんかんの原因が異なっています。
内臓的要因があれば、血液検査などで食事療法などもできるようですが
巡り会うお医者さんの考え方もあるでしょうし。
発作の強度でも、飼い主の心構えも変わってくると思います。

犬のてかんかの症状と対処のことについて、書かれています。「子犬の部屋」さん

そう。発作が起きている間、飼い主は見守るしかできません。
我が家はレスキュレメディなども使ったりしますが・・・
飲ませるのではなく、肌に1滴たらしたり、空気中にスプレーします。
気休めかもしれませんが、飼い主の緊張感、心配動揺も和らぎます。

タッチングで体に触れ、体温の変化なども確認します。
熱があれば下げてやることも考え、低体温になればあたためてやります。
とりかく、自分自身で自分の体がコントロールできない状態ですから
少しでも、緩和してやりたいですし。
何より、「大丈夫」を唱えながら励ますのが私のケアでした。

実は、こう見えて(どう見えるの?笑)自分が病気に弱いので
うちの子達の病気のことについて詳しく書くのが辛い人なんです。
なので、これからも、たぶん。
良くなったよ!というご報告のみ書いていければいいのですが。

骨折。皮膚病。てんかん。歯周病。耳の病気も。
イタグレには、もしかしたら、よくある病気かもしれませんが・・・
何より、飼い主の気丈さも、ケアには大切だと思います。
不安で心配な気持ちも、犬達に伝わると思いますので。
のんきで平然としていたいと思います。

免疫力。自然治癒力。それは、生きているものすべてが持っているすばらしい力です。
プラス思考で、楽しいことがあるとパワーアップ!!
笑顔は、チョーーー大切。

あっ。だからと言って、無理は禁物。
その子の年齢、体力、好みにあった楽しみ方を!!

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