犬の服に機能性素材の生地って?

手作りイタグレ服屋のママポです。
本日はクール素材のキャミソールを2種、アップしたのですが・・・
『クール素材』『ウォーム素材』についていつも思うことを少し。

機能性素材、クール素材、ウォーム素材ではヒートテックなどもそうなんですが
人間用に織られた生地ですよね。
人間が発汗する『汗』を利用して、冬場は水分吸収して、外の寒気を遮断。
夏は、吸収した水分を急速に乾燥させることで気化熱を使ってヒンヤリキープ。

そこで!!発汗しない犬の服に、こういう機能性素材はどうなの?と言うことなんです。

以前、「ぬくいと」と言うあったか素材でイタグレ用の下着を作った際も
ショップの商品紹介に少し書きましたが・・

色々調べてみましたが・・・
犬は発汗はしないものの、皮脂は分泌しているそうで
それがどれだけ、人間の汗と同じ機能を果たすかわかりませんが
『あたたかい』素材については多少影響があるかも?と思い。
確かに、通常の綿100%素材の薄手のニット地より、手触りが温かい感じもしたので
お客様のご要望も多かったため、ウォーム素材の下着販売に至りました。

例年、ご好評のクール素材についても、考えてみました。
本日UPしたキャミソールは、下記のよう特長のある機能性生地です。
クール素材

消臭やひんやり感も期待できますが
はやり、吸汗で速乾、これが重要なカギになっていると思います。
ということは!!!
クール素材の服を着ているから犬が熱中症にならない!ということではありません。
どうしても暑い中お散歩などしないといけない時は
クール素材の服を濡らして着せるなど工夫が必要です。

そして、ママポからお願い。
夏の日差しでアスファルトが焼けて高温になっていないか確認してください。
なるべく日中の日向のお散歩はさけて欲しいです。
飼い主も熱中症や日射病になりますし。
イタグレ達も、熱中症だけの心配ではなく、
柔らかな小さな肉球がヤケドで大変なことになります。

冬場も、同様に犬は「ヒートテック」着ているから寒くない!ということはありません。
フリースやキルト地の洋服を重ね着することで空気の層を作ってやることで
更に「あたたか素材」の効果が現れると思います。

あまりに当たり前すぎて、イタグレオーナーさん達に怒られそうですが・・・^_^;
人間と犬とは、全然違う皮膚構造、機能をもっていること、
しかも、毛の少ないイタグレにとっては、寒さも暑さも日光も肌を直撃すること
どうぞ、頭において、日々健やかに過ごしていただければと思います。

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