Really Simple SSLプラグイン自動更新不能で CSSのパスが意図せず書き換えられる

今回、不正アクセス、悪意のある改ざんか?とヒヤッとした件。

wordpressサイトの表示が突然崩れて、ログイン画面は表示されるものの、ログインした際のリダイレクト先のURLも書き換えられているので、管理画面にログインできなくなった。

ソース確認すると、はやり!!
CSSのパスが書き換えられている。
CSSのパスだけでなく、なぜか一部の画像のパスも書き換えられていて表示できない。
URLのパス、ドメイン名から「.×××」が消えている。

不正アクセスを確かめるため、FTPで直近の書き換えがあったファイルを探す
.htacsess 更新されていた
.htacsess 弄るって何者?
あいにく、サーバーのアクセスログ解析をONにしておらず、誰がいつ?を確認できず・・・

CSSはヘッダー内リンクだったので
header.php
blog-header.php
もちろん、更新されていた .htacsess も確認したが記述に何も異常が見つからず。
サーバーメンテナンスかせあったようだったので、サーバーに問合せをしてみた。

CSSのパスだけ書き換える謎。
wordpressにログインもできないし、.htacsess だし・・・
もしかしたら、何者かにURLの書き換えをされたのかも?と疑い・・・

wordpressのURLをうっかり書き換えてしまい、ログインできなくなった時を参考に
wp-config.phpに正規URLのコードを追記して、データベース内にあるアドレスを強制的に書き換える方法を試す!

WordPressのURL設定を間違えて変更し、ログインできなくなったときの対処法
WordPressの一般設定でWordPressアドレスとサイトアドレスを間違えて保存してしまうとログインできなくなってしまいます。そうなったときの解決方法を2つ紹介しています。

無事ログインできたと同時に、今回はこの時点でCSSのパスも正式URLに戻ってました。ホッ!

それにしても、CSSのパス、URLを書き換えるなんて悪戯、何がしてくれたんだろうと、怪しいプラグインを探ると・・・
「Really Simple SSLプラグイン自動更新不能で途中で停止した」とダッシュボードに!!

これか!!!
でも、SSL化する前からのwordpressなので、SSLのプラグインを外すと、また一手間かかるので
ダメもとで手動更新をかける。
自動更新はダメでしたが、手動更新は無事にできた。

今回のwordpressは、
PHPのアップデートもしておらず、データベースも古く、本体の更新もしていなかったので
その関係で、プラグインとの不具合が出たのだと思います。

何か予期せぬトラブルあった時は、怪しいプラグインを停止し削除していくというのはセオリーですが
今回はログインさえできなくて、FTPで書き換えられたファイルを探してのことだったので
ここまで、数時間かかってしまいました。

その後、さくらのサーバーさんから丁寧な回答があり
アクセスログでも、ReallySimpleSSLが書き換えを試みていたというデータを提示してくれました。
不正な書き換え、改ざんが行われた形跡もないことも知らせていただけました。
※コントロールパネルのアクセスログ解析、慌ててONしましたが・・・
さくらのサーバーのカスタマーサポートさん、親切丁寧にありがとうございました。

よって、今回の謎のCSSと画像のパスの書き換えの犯人は
「Really Simple SSL」の更新失敗が影響していたということです!!