イタグレmate 食欲不振→黄疸→貧血・・・それは

mate、昨日、最初の予定より1日早く退院できました。
夜は自宅療養だったので、日帰り入院が6日間でした。

今朝のmate。また今日も病院行くの?と警戒中で睨んでました。
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ヒーター前争奪戦で、amicaと喧嘩して勝利したmate。
いつもは譲るんですけどね、amicaも私に何か訴えてましたが。
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毎日一緒にいるのが当たり前でした。
また、毎日一緒にいられる日が戻っただけで
今は、すごく、すごーく嬉しいです。
でも、闘病介護生活ははじまったばかりです。

mateに告げられた病名は「免疫介在性溶血性貧血(IMAH)」でした。
ネット検索では怖い闘病記録しか見つけられませんでした。
『克服』でヒットしても、再発再発を区繰り返し・・・という話ばかり。
突然の発症、急激な病状の進行、
そして、先生からすぐに言い渡された「生存率が低い、きわめて困難な病気」であること。

食欲がなくなったなぁ。ご飯7割くらいしか食べない。
1日かければ、なんとか食べるしなぁ。
歯がまた痛いのかな?明日は病院に連れて行こう。からはじまりました。
でも、ずっとオモチャ振り回して遊んでましたし、お散歩もグイグイ行きました。
翌日、たまたま、病院が休診日でした。
緊急対応もしてくれる病院なのですが、そんな大変な病気だとは思わず・・・
すると、黄疸が出ました。
でも、黄疸も、1時間もするとピンクの肌に戻りました。

翌日、病院に朝一いきました。
黄疸だけでなく、貧血の症状が進んでいることに、この時気がつきました。
歯茎も、爪の色も真っ白でした。
いつも笑顔の先生の顔が真顔になり曇りました。
その瞬間に、大変なことになったに違いないと察しました。

祈りと励ましと、大丈夫だよ。とmateに声をかける6日間でした。
朝、病院に預けて、夕方迎えに行くまで・・・
午前中は、なんとか気力が持っても、午後になると押し寄せる不安。
時間を過ぎさせるために、mateが食べてくれる物をと
いつにも増して、手作り食に力を入れて、1時間も2時間もかけて
いろんな物作りました。
私にできることは、それくらいしかなかったので・・・

まずは、食べて、体力温存すること、血肉増やすこと。
好きなものいっぱい食べさせてと、先生に言われ。
mateの大好物の一つ、サツマイモ!
サツマイモのヤギミルクマッシュポテトで薬も上手に飲んで
日に日に食欲も戻り、命繋ぎました。

でも・・・悲しいかな、母ちゃんが作った手作りご飯より
結果的に、mateが今一番好んで食べてくれた肉系ご飯は。
デビフの『レバー&ささみ』でした。
レバートササミの肉団子

今回、はじめて、色々なメーカーのフードも試しました。
有名なものから、通販で買った物まで、
でも、確かに、デビフが、空けた瞬間一番美味しそうなにおいがします。

病気の経過などは、また詳しく書くかも知れません。が
血液検査のデータや治療の過程、今は公けにはしません。
というのも、少なくともネット検索でヒットする獣医師さんの解説や
飼い主さん達の体験談の過程が、うちの子に『正解』とはいえないと分かったからです。

『正しい』いや『望ましい』治療とは、その子の今の状況に適切な処置対応、投薬投与であると思います。
それは、データや数値だけにとらわれないこと、先生方の経験と判断にも左右されると思います。
今のmateの状態を正しく判断して、飼い主の動揺をよそに、
最善の対処をすぐに開始してくださった先生に本当に心から感謝しています。

まずは、何かあった時に、緊急を要する時に、信頼できる病院の先生と信頼関係を築いておくこと。
すごく大切なことだと思いました。

そして、毎日、お散歩や抱っこ、スキンシップに、お耳そうじ、歯みがきして
体温、肌の色、呼吸の数、心臓の音、体重、爪の色、いつもと違うところを早く気づいてやることだと
今更ながら、痛感しました。
当たり前のことですが、毎日一緒にいると、ついつい疎かになりがちなことです。

そして、ドックフード食べなくなっても、自分の子が好きなもの知っておくこと。
お薬をくるんで飲めるような好きな食べ物キープしておくことも。

でも、今回、もっと大切だったことは
mateの生きる力と運だったのかもしれません。
飼い主の願いにこたえようと、辛い点滴、寂しい通院にも耐えてくれて
本当にありがとう。

いろんなことに感謝しています。
ご心配いただいた方々に、応援して下さった方々、祈ってくださった方々に
まずは、心から御礼申しあげます。

家で仕事ができることにも感謝して、mateをそばで見つめながら
また、コツコツ頑張ります!

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