イタグレがシニア犬になる前に

健康なシニア犬目指して

我が家の最初イタグレmateは8歳と3か月と3週間で、突然の難病で闘病の末、星になってしまったので、シニア犬のイタグレとの暮らしは、amicaが元気で長生きしてくれることで、はじめて経験することになると思います。
amicaは、2020年、10歳になります。

イタグレamica9歳

ママポケットはmateを迎えて翌年オープンしたイタグレ服屋ですので、お客様にもイタグレのシニア犬ちゃんが増えてきました。
術後服を作っている関係で、シニア犬ならではのお悩みをお伺いすることもあります。

amicaが、8歳を過ぎた時ちょっとした皮膚炎を見つけ、いつもの病院が休院日だったため、初めて行く近くの動物病院で診てもらった時。
既に、「シニアだから」という理由で詳しい検査は避けられ、応急処置だけされて、「かかりつけ医に相談してください。」と言われたこともあります。

後で、猫を得意とする病院だったとうわさを聞き、なるほど。とは思ったのですが・・・
8歳過ぎると、新しい病院では、既往症やこれまでの定例検査の情報共有が無いと、受け入れてもらえないかもしれないことを知りました。

動物病院は、1か所だけでなく、複数かかっておくといいよ。とアドバイスもらったこともありましたが、
それは単なる社会化目的ではなく、小さいころから何かしらで診てらっている病院がいくつかあった方が良いのだ!と実際に気が付いたのです。
現在、amicaは、カルテ(受診カード)のある病院は3つあります。うち一つは365日24時間対応可能な総合病院的なところです。

シニア犬 は、年齢的なこと、健康面での心配で、 病院以外の施設ドッグホテルでも利用を断られることもあります。
若いころ、小さいころから、動物病院だけでなく、トリミング、ドッグホテル、犬の幼稚園、複数の施設を利用しておくことをオススメいたします。

ドッグトレーナーさんで、犬の幼稚園や犬のお預かりやペットシッターをされている方もいらっしゃると思います。
時々利用することで、既往症などもよく知って、性格や日常生活もよく知ってくれているプロがそばにいると、
シニア犬になっても何かの時、プロ目線でアドバスをもらえたりするので、とても助かります。

動物病院も、ドッグトレーナーさんも、犬の施設やイベント等の参加も
パピーの頃から利用している犬と、シニア犬になってから突然では、だいぶ違ってきます。
パピーの頃から慣れ親しんだ環境、時々会っている大好きなトレーナーさん、獣医さん、看護師さんなら、何歳になってもストレスが軽減されます。

amicaはこの10年でたくさんの犬の施設を利用し、イベントに参加し、ドッグランに行き、たくさんの犬や人に出会うことができました。
犬の幼稚園も、しつけ教室、イベント、見学やデイ預かりも、まだまだ新しい出会いがあればチャレンジしたいです。

これらの経験が、たぶん、イタグレamicaの健やかで退屈しないシニア生活につながると思います。
まだまだ、元気で長生きしてもらわないといけないので、年とってもamicaが「楽しめること」があるように、
これからも、獣医さんはもちろん、犬友やドッグトレーナーさんのお知恵を借りることと思います。

皆さんも、できるだけ早く、イタグレ達が若くて元気なうちに、安全な環境でたくさんの体験をし、
犬の行動から的確なアドバイスをしてくれる「犬のプロ」と出会ってください。
そして、イタグレ友達だけでなく、同じような考えを持つ犬友達とも出会ってください。
シニア犬になってからも、きっとたくさんの人が犬が支えてくれると思います!

そして、イタグレ服屋ママポケットからのお願い。
シニア犬に無理して嫌がる服を着せないであげてほしい・・・
保護や介護のために、服をどうしても着なくてはならない事情もあるかとは思いますが、 ストレスを少しでも減らしてあげてほしいです。
被りの服や4本脚を通さないといけないロンパースは避けて、前開きや背中開き脇開きの服にするなどの工夫をしてあげてください。
飼い主の自己満足の「おしゃれな服」ではなく、イタグレに優しい「着心地の良い服」を選んであげてください。 その子に必要な介助を知っているのは飼い主さんでけです。
ママポケットのイタグレ服はオールマイティではありません。 残念ですが、特殊な特注オーダーではお役に立てないことも多々あります。

amicaもママポ自身も、刻々と迫るシニア生活に向けて少しでも快適にを目指します!

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